|
化学分離の分野で、ダウコーニングは Smart SilicaTM
を開発しました。これは製造プロセスで特定の化学物質を取り除くことができる全く新しいツールです。完全に実用化されれば、この画期的な技術は安全な飲料を世界各地にもたらすことになるでしょう。この技術は、水に含まれる農薬を取り除いて製品を製造できるため、特にインドにおいて有益です。.インドの多くの州では、水中に含まれる農薬濃度が高いため、一般的な清涼飲料の販売が禁止されています。Smart
SilicaTM は効率的に農薬を除去でき、飲料メーカーにそういった地域への再参入の機会を提供することができます。
また、自動車産業においては、ダウ
コーニングのシリコーン製品は、ディーゼルエンジンの噴射システム用に新しい燃料噴射プロセスを可能にしています。このようなプロセスは、メーカーの二酸化炭素排出量を
20 パーセント削減し、最大で 30 パーセントの燃料削減を可能にできると考えられている、圧電技術に依存しています。
金属層に代わる薄いセラミックの層からできているピエゾスタック(圧電の堆積)がこの技術のカギとなるもので、ダウ
コーニングのシリコーンはこのピエゾスタックの部品を熱や湿気、化学物質から保護し、強固で柔軟性を維持するよう、スタック周囲に使用されています。
電圧に関して言えば、このスタックは計画どおりの量の燃料を正確にエンジンに噴射することが可能です。二酸化炭素排出量の削減やエネルギー節約を可能にしたのは、ダウ
コーニングが実現したこのすばやく安定した性能なのです。
ダウ
コーニングでは、弊社内部のプロセスもまた様々なチャンスを作り出してきました。シリカ煙は非常に細かい固体の物質で、金属ケイ素製造過程で生成されます。この物質はどこでも、これまで長い間廃棄物として扱われてきました。CBCC
(ブラジル) のダウ コーニング工場はダウ コーニングの Simcala 工場 (米国)
にある既存のプロセスを基に、この概念を覆すためのプロセスを取り入れています。
シリカ煙の超微粒子は、金属生産用炉の上部に設置されたダクトにキャッチされ、大きいシリカ粒子を取り除いた後、残ったシリカをフィルターにかけ、販売用製品として梱包、発送しています。これは、高性能コンクリートの特性を際立たせ、ポリマーを化学分解から保護して、レンガの高温耐性を大きく向上させる製品です。
CBCC (ブラジル) 工場は、2009 年からシリカ煙の収集が開始できるよう、改装を行っているところです。
納入プロセスもまた向上の可能性を持っています。これはまさに、ダウ
コーニングのバルク・シーラントの画期的な輸送方法にも当てはまります。従来バルク・シーラントの納入では、ドラムに製品を入れてトレーラーへ積み込み、別の場所でトレーラーから一旦降ろして、顧客への納入用に梱包をし直していました。新しいプロセスでは、ダウ
コーニングがタンカーに大量シリコーン シーラント剤を積載し、最終的な納入地で顧客の輸送容器に直接注入します。
この納入システムにより、顧客がドラム缶を保管・管理せずに済み、そのための人件費を削減するとともに作業者の安全も守ることができます。このシステムにより、顧客のエネルギー経費と廃棄物を大幅に削減することが可能です。例えば、ある主要材料輸出企業は、この納入システムを使用することにより、廃棄物を
7 パーセント削減できたばかりでなく、保管スペースを 10,000 平方フィート (939 平方メートル) も削減できたのです。
40 台近くの特殊タンカーが世界中にダウ コーニングのバルク・シーラントをお届けしています。シンプルで安全そして持続可能な世界のために。
|